環境
OSは未だにUbuntu 12.04
録画するまで
ここ数カ月はサラリーマン生活をしていて、朝10時に出勤しているのだけど、そうなるとさすがに夜更しがつらくなってきた。
深夜アニメを見る生活も捨てがたいし録画することにした。
PCで見たいので録画カードとしてPT3を買った。
届いてから設置して、Ubuntuにドライバを入れたりした。
PT3のドライバがgithubにあったので、すごい時代だなあと思いながらインストール。
recpt1が必要とのことだったのでこことかを参考にぐぐりながら入れて、再起動。
B-CASカードに関してはここでは述べないこととする。
録画管理にはepgdumpではなく、chinachuを使うことにした。
たまたま冬コミでマニュアルを手に入れていたこともあるけど、モダンな感じなのとnode.jsで書かれているのがいい感じ。
(epgdumpも入れてみたけどapacheやmysql依存してると開発環境とぶつかってよくない感じに・・・)
chinachuのWUIは結構充実してて、その場で番組視聴したり録画視聴できるのが嬉しい。
node.jsは既に入っていたし、wikiに書いてあるとおりにやったらすんなりいけた。
コマンド1回でだいたい終わるのはとても気持ちいい。
設定に関して、チャンネルは下のように総当たりでスキャンするか地域で調べるかすればよさげ。
for var in `seq 13 80` ; do recpt1 --b25 --strip $var 10 ./$var.ts;done |
ど素人だけど半日あれば十分だった。
エンコード問題
録画環境が構築できたので試しに録画してみた。
ある程度覚悟はしていたものの、30分のアニメでm2ts形式のファイルだと3GB前後といった感じだった。
うう〜ん。。。でかい。。。
とりあえずmp4に変換しようと思い、HandBrakeを使ってみる。
Linux環境でもQSVが使えるらしく、ffmpegよりエンコード速度が速いかもとのこと。
[追記: 2014/10/25]まだLinux環境でもサポートされていないようでした。
インストール時に注意なのが、「ppa:stebbins/handbrake-releases」には「handbrake」はなくて「handbrake-cli」と「handbrake-gtk」があるということ。
試しに比較してみると、30分のアニメで、HandBrakeだと20分、ffmpegだと60分以上かかった。
この時の圧縮後の容量はHandBrakeは400MB、ffmpegは600MBという感じだった。
HandBrakeのほうが画質が落ちているように見えるが、比較しなければ気にならない程度。
当然、エンコード方式等々で変わってくるだろうからコマンドを貼っておく。
ffmpeg -i in.m2ts -vcodec libx264 out.mp4 |
HandBrakeCLI -e x264 --deinterlace fast --h264-profile main --modulus 2 -q 22 --aencoder copy:aac -i in.m2ts -o out.mp4 |
適当にencodeしたので適切に圧縮されているのか少し不安である。
tssplitter_liteを使ってみたけど、髪の毛ほどしか変わらなかった。
(recpt1にtssplitter_liteが内臓されているらしいので、既に処理されていたのかも)
このまま1ファイル約400MBで保存したとすると、1クール過ぎるたびに 30番組 * 12本 * 400MB = 144GB の容量が必要になる。
実際どんな感じなんでしょうかみなさん。
今後したいこと
- エンコード自動化(早く)
- Twitter連携
- 動画用ストレージの用意
- 動画配信サーバの用意
- 録画専用サーバの用意(余裕があれば)
まだ導入したてなので、エンコード自動化するスクリプト書いてない。
そもそもどんな感じにエンコードしたらいいのか見極めきれてない。
chinachuとの連携に関しても、普通はWebSocketで監視すればいいのだろうけど、録画完了したら勝手にスクリプト叩くようにいじったほうが楽そうでもあるし、少し考え中。
あとはCMを消すかどうか。
どうでもいい番組に関しては(間違って内容消されても痛くないので)消すかもしれない。